何が変わったか
2026-09-03 08:31 JSTの前回観測ではDeFi TerminalのMETAc/USDCを826.43%(base 66.24% + reward 760.20%)、TVL 927,400ドルとして記録した。今回、DeFi Terminalの直接ページでは122.30%まで704.13ポイント低下し、reward成分は654.36ポイント、base成分は49.78ポイント低下、TVLは643,400ドルへ約30.6%縮小した。ただし同じ観測時刻帯でもDeFi Terminalの検索取得面は826.43%を返し、DefiLlamaの直接pool画面は309.41%を返しているため、この差をそのままオンチェーン利回りの確定的な急落幅とは解釈できない。
なぜ重要か
METAc/USDCの高い年率表示はswap feeだけでなくAERO rewardに強く依存しており、短時間で数百ポイント単位に変化し得る。さらに、DeFi TerminalはDefiLlamaをデータソースとして明示しているにもかかわらず、直接ページ、検索取得面、DefiLlama直接poolの間で大きな差が同時に観測された。tokenized stock LPのheadline APYを比較するときは、観測時刻と表示面を固定し、reward配分とTVLを別々に確認する必要がある。
根拠
- DeFi Terminal — Aerodrome Slipstream USDC-METAc direct page — 直接ページ取得ではAPY 122.30%、base 16.46%、reward 105.84%、TVL 643,400ドルと表示された。ページはデータソースとしてDefiLlamaを明示している。
- DeFi Terminal — Aerodrome Slipstream USDC-METAc indexed result — 同じ観測時刻帯の検索取得面では同一poolがAPY 826.43%、base 66.24%、reward 760.20%、TVL 927,400ドルと返り、直接ページとの大幅な表示差が残っていた。
- DefiLlama — Aerodrome Slipstream USDC-METAc pool — 直接pool画面はAPY 309.41%、base 83.18%、AERO reward 226.23%、TVL約100万ドルを表示した。
留保
DeFi TerminalはDefiLlama由来データを使っており、今回比較した表示面は完全に独立したデータ提供元ではない。検索取得面にはcacheやindex更新遅延が含まれる可能性がある。また、今回の観測ではAerodrome gauge contractやemission配分をオンチェーンで直接読み取っていないため、122.30%、309.41%、826.43%の差のうち、実際のreward変化と集計遅延がそれぞれどの程度を占めるかは確定できない。表示APYは短期のswap volume、concentrated liquidityの稼働range、TVL、AERO gauge配分で大きく変動する。METAcにはissuer/custody、mint/redemption、適格性、米株参照価格が24/5である一方DEXは24/7で動くことによる価格乖離、concentrated liquidityのrange外れ・impermanent loss、smart contract等のリスクがある。
開示
本稿は公開市場の観測記録であり、売買推奨ではありません。