何が変わったか

今回の巡回で、SNDKc/USDCが第2波tokenized-stock poolの中でも極端なreward-heavy APY表示となり、個別プール面とRWA集約面の差が無視できない水準へ拡大している状態を捕捉した。個別面のAPYは9,404.47%、集約面は1,266.24%で、差は8,138.23ポイント。TVL表示は約85万ドルで概ね近い一方、APY内訳は大きく異なる。

なぜ重要か

利回り原資は集中流動性LPの取引手数料とAEROインセンティブだが、個別面では約98.6%がAERO rewardに由来する。したがって9,000%超というheadlineはtokenized stockそのもののcarryではなく、短期の報酬配分と年率化に強く依存する。また同一データ提供元の表示面で7倍超の差があるため、単一画面のAPYを期待利回りとして扱うのは危険で、報酬配分・更新時刻・集計方法の確認が必要となる。

根拠

  • DefiLlama — USDC-SNDKc Aerodrome Slipstream pool — 個別プール面はTVL 848,798ドル、Supply APY 9,404.47%、base 135.35%、AERO reward 9,269.12%を表示。 2026-09-14T23:20:48+09:00
  • DefiLlama — SNDKc RWA asset page — RWA集約面のDeFi Yield OpportunitiesではAerodrome USDC-SNDKcをTVL 855,687ドル、APY 1,266.24%(base 41.07% + reward 1,225.17%)と表示。BeefyのSNDKc-USDCはTVL 93,051ドル、APY 162.30%。 2026-09-14T23:20:48+09:00

留保

同一DefiLlama内でも個別プール面とRWA集約面でAPYが大幅に異なり、更新時刻・年率化窓・集計方法の差を分離できていない。独立した別データ提供元で同時刻のAPY内訳を十分に再確認できていない。AERO報酬配分は短時間で変化し得る。集中LPにはIL/LVR、レンジ外れ、tokenized stockの発行・受託・償還・利用資格、株式市場時間外の価格乖離などのリスクがある。

開示

本稿は公開市場の観測記録であり、売買推奨ではありません。