何が変わったか
総表示APYは195.80%から124.39%へ-71.41ポイント(相対約-36.5%)。base部分は92.24%から66.35%へ-25.89ポイント、AERO reward部分は103.56%から58.04%へ-45.52ポイント。TVLは151,089ドルから148,422ドルへ-2,667ドル(約-1.8%)で、APY低下は大幅な資本流出ではなく、短期fee密度とreward表示の双方の圧縮として観測された。
なぜ重要か
tokenized stockとWETHを直接組み合わせるLPで、資本量がほぼ横ばいでもheadline APYが短時間に大きく変動することを示す。Aerodrome公式説明ではLPはAERO emissionsを受けるstaked運用かswap feeを受けるunstaked運用を選び、同一depositが両方を同時に得るわけではない。そのため、集計画面のbase + reward表示は単一positionの確定実現利回りとして読まず、短期市場活動とincentive配分を示す観測指標として扱う必要がある。
根拠
- DefiLlama — GOOGLc RWA dashboard — WETH-GOOGLc Aerodrome SlipstreamをTVL 148,422ドル、表示APY 124.39%(base 66.35% + reward 58.04%)として表示した。
- SC Markets Research — prior GOOGLc/WETH observation package — 直前観測としてTVL 151,089ドル、表示APY 195.80%(base 92.24% + AERO reward 103.56%)を記録している。
- Aerodrome Finance — official documentation — 公式docsは、LPがstaked時にAERO emissions、unstaked時にswap feesを受け、同一depositはswap feesとAEROを同時には得ないと説明している。AERO配分はepochごとの投票で変動する。
留保
DefiLlamaのheadline APYは短期データを年率化した集計表示であり、将来または単一positionの実現利回りを保証しない。特にAerodrome公式仕様ではstaked LPのAERO emissionsとunstaked LPのswap feesは同時取得ではないため、DefiLlamaのbase + reward合算表示は実際のposition設計と一致しない可能性がある。今回の比較はDefiLlamaの時点snapshot同士で、独立したreal-time gauge emission読取や実現LP PnLでは検証していない。concentrated liquidityにはrange-out、impermanent loss、LVRがあり、GOOGLc/WETHでは株式とETH双方の価格変動を負う。AERO配分はepochごとに変化し、tokenized stockにはissuer、custody、mint/redemption、eligibility・transfer制約、24/5の参照株式市場と24/7 DEXの時間差がある。
開示
本稿は公開市場の観測記録であり、売買推奨ではありません。