何が変わったか
AAPLCTの表示APYは10.27%から0.34%へ9.93ポイント低下(約96.7%減)した一方、TVLは38,186ドルから38,006ドルへ約0.47%減にとどまった。2026-09-17の観測ではAPY内訳がbase 0.27% + reward 10.00%だったが、2026-09-21のDefiLlama直接プール表示では10%の報酬成分が表示されていない。METACTも0.52%、TVL 10,605ドルを表示している。
なぜ重要か
TAUのtokenized-stock carryは、株式トークンを担保にしたcarry戦略の基礎収益と外部インセンティブを重ねる構造で、headline APYの大部分を報酬が占める局面がある。同じvaultでも配布経路や報酬適用条件、データ提供元の更新状況によって見かけの利回りが大きく変わり得るため、基礎carryと外部報酬を分離して確認する必要がある。
根拠
- SIGNA ET STRUCTURA — TAU Stock Carry Vaults activate Morpho/Steakhouse carry on Base — AAPLCTはTVL 38,186ドル、APY 10.27%で、内訳はbase 0.27% + reward 10.00%と記録されていた。
- DefiLlama — AAPLCT Apple Carry Trade — AAPLCTのSupply APYは0.34%、TVLは38,006ドル、holdersは56と表示された。
- DefiLlama — METACT Meta Carry Trade — METACTのSupply APYは0.52%、TVLは10,605ドル、holdersは31と表示された。
留保
TAU Labs、IPORまたはCURATEDからAAPLCT/METACTの10% USDC報酬終了を明示する公式発表は今回確認できていない。2026-09-16の公開観測では追加10% APRはCURATED経由限定と案内されており、今回の差は報酬終了・適用経路や適格条件の差・DefiLlamaの更新または表示方法の差のいずれでも起こり得る。したがって、10%インセンティブ自体が全面終了したとは断定しない。carry戦略には変動借入金利、清算・oracle、smart contract、tokenized stockの発行体・保管・償還・適格地域、および24/5の株式市場と24/7のBase市場の時間差に伴うリスクがある。
開示
本稿は公開市場の観測記録であり、売買推奨ではありません。